
ワーキングメモリ
2021年10月25日/blog
ワーキングメモリとは、情報を一時的に記憶し、その記憶に基づいて作業を効率的に進める能力です。
成長によって発達するものの、個人差があります。
社会生活の中でも、前提の欠落が認識のズレとなり、トラブルに繋がるような場面を目にすることは少なくありません。
この能力が高いと、相手の話した情報を記憶し、知識で補って会話を展開してゆくことができます。
以前、この能力が非常に高いと感じた同僚がいました。
その同僚とは、業務後に飲みに行ってから次の日の朝まで、声が枯れるほど沢山話をしていました。
一言でどれだけ言いたいことを理解してくれるか、頭の回転遊びを仕掛けると
口に出して「あぁ、こうこうこうだから、こうってことね」と、その思考の過程が見えて(聞けて)、認識のズレもなく、仕事ができる人はすごいなと思っていました。
人の気持ちもよくわかってくれるので、つい日常の出来事・思ったこと・考えたことは全て話していました。
それに対してズバッと意見を言ってくれるので、外面的整合性を保つことができました。
希少かつ貴重な人材でした。
ワーキングメモリを鍛えるためには、ストレスをためない、有酸素運動をすることが有効だそうです。