
秋の読書
2023年9月25日/blog
こんにちは。社員のWです。
ようやく涼しくなってきて、秋らしくなってきましたね!
待ちに待っていました。秋は一番好きな季節です。
このままゆるやかな涼しさを一日でも保ってほしいと願うばかりです。
読書の秋ということで、個人的にこの時期にぴったりだと思う本をご紹介します。
宮沢賢治のお菓子な国
中野由貴 ・出口雄大 著
作家・宮沢賢治の作品ではおなじみ、架空の町「イーハトーヴ」に登場するお菓子とストーリーをまとめた本です。
宮沢賢治の良さはなんといっても比喩の美しさや、そこはかとなく素朴で穏やかな表現にあると思うのですが、この本は【お菓子】にフォーカスされていてとってもかわいらしい内容になっています。
金平糖、キャラメル、パンケーキ、ワッフルにぶどう酒、アイスクリーム……
読んでいるだけでお腹が空いてきます。
あと、当時にとっては上等なお菓子のことがこんなに書けるなんて、いいとこのお坊ちゃまだったんだな賢治……と思ったり笑
なんといっても挿絵のタッチが優しいアースカラーでまとめられていて、そこが秋らしいと感じたポイントです全然秋の話ではないんですけどね!
あたたかいカフェオレを飲みながら、のんびり読みたい本です。
図書館にも置いてあると思うので良かったら探してみてください。
ではまた~。