伊勢神宮には月読尊、月読荒御魂、伊弉諾尊、伊邪那美尊に参拝ができる場所があります。

伊邪那美宮、伊邪那岐宮、月読宮、月読荒御魂宮の順に一見ひっそりとしたところに並んで一度に参拝ができるようになっています。

周りはとても静かで、木々に囲まれてゆっくりとお参りを行うことができました。

上に載せた写真だとわかりにくいのですが、写真右のお社が月読宮となり、ほか三つのお社よりも大きくつくられています。

伊弉諾尊が伊邪那美尊は連れ帰るため黄泉の国へ行き、逃げ帰ってきた後に行った禊でその右目から生まれた月読尊は天津国（神様の国）に住み、同じく禊の際に左目から生まれた太陽の神様である天照大神の弟です。

天照大神の仰せのまま中つ国（地上）に住まう保食神に会いにゆき、そこで受けたもてなしに激怒したことで太陽の神である天照大神と月の神である月読尊は一昼夜分はなれて暮らすようになったそうです。

実際にこの月読宮の神宮は別宮と呼ばれる位置にあり、神話の関係を反映させているようですよね。